12月2日(土)に飯能市富士見公民館で、このコラム欄で以前から紹介している中村ブンさんのコンサートが行われました。

これは地元の青少年健全育成会と公民館の共催で行われた催し物で、若旦那が企画を持ち込んで実現しました。

やったー!感激です!飯能でブンさんのコンサートがあるなんて!
ブンさんの歌と楽しいお話に会場中に笑いと涙が交錯しました。

お父さんの仕事の都合で福島県から東京へ引っ越してきて、少年時代のブンさんがいじめられた話。
お父さんが病気になって思いっきり貧乏になって辛かった話。
そんな子供時代の中のエピソードをモチーフに作られた温かく切ない歌。楽しい歌・・・。
家族の愛、母親の愛、父親の愛、子供の愛・・・。

「たわし先生、雷おやじの歌、自転車に乗って、かあさんの下駄」などのブンさんの歌う歌には
そういったものがたくさん感じられて、とっても素晴らしいものでした。
会場の皆さんが涙を流しました。

主催の青少年健全育成会の方々も、PTAの方々も、子供たちも口を揃えて  
「良かった!」「感動した!」と言っていました。

この余韻を説明するのにピッタリの言葉を見つけました。                           
村上春樹さんの小説にこんな一文があります。                     

「歌は終った。 しかし、メロディーはまだ鳴り響いている」

その後、地元の小学校の校長先生に、学校でお会いしました。
私の顔をみるなり「いやあ、土曜の中村ブンさんのコンサート、すごくよかった!」
と、まだ興奮さめやらずといった感じでした。
校長先生は「たわし先生」という歌についてこう言ってました。

「昔はこんな先生が沢山いたんですよ。私が教師を志したのも素晴らしい先生との出会いが
あったからなんですなぁ…。
私に限らず、教師になりたいと思う人は皆そうだと思うんですよ…」

「校長先生、コンサートが始まる前、ブンさんの紹介のスピーチで私が言ったじゃないですか。
“皆さんが普段生活している中で忘れている大切な何かを、
もしかしたら思い出すキッカケになるかもしれませんよ”って。
校長先生は思い出したんですね?」

「!…そうですねぇ、コヤノさん(本名)がどうしてあんなにブンさんを呼びたいって言っていたのかわかりますよ。私も事在るごとにブンさんのコンサートを呼べと勧めますよ」

そう言われてとっても良かった…。

・・・ちなみに、お土産にうちで採れた梨を持っていった事は言うまでもありませんね?